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cafe-shiroiro駐車場のご案内板

毎日のようにご来店頂くお客様に問い合わせを頂いている

<第二駐車場>

 

 

ですが、電話口(又は、店内口頭にて)でご説明する際は

「カフェの斜め前の{御糸織物}と記載された大きな倉庫前空き地」

とお伝えしているのですが、やっぱり解り難い。

なぜなら第二駐車場自体に記載看板がないため。

 

やはり不案内では、申し訳ないと思いながら数年。

 

やっと思い通りの看板素材が見つかったので、製作すること

にしました。

 

 

で、トータル的なデザインはやはり自分でしないと気が済まない。

それを形にしてもらうのは各専門分野のプロフェッショナルに。

このスタイルはいつも同じで、カフェも自宅もすべていつも同じ

事なんです。

 

今回の看板の中核である看板台座を何にしような考えていた矢先、

後輩の知り合いの阿蘭陀アムス在住のマニアックなディーラー

が良いのではと。

どうやら解体された建造物の瓦礫を販売しているらしく、

一部の現代アート、クリエイターのネタ庫として重宝されている

のだとか。

 

そこから、こちらの意図を伝えて、アムスから空輸で緊急直送。

ステンの台座が見事に一本の軸で支えられている状態の立体型

看板台座に成り得る素材(本来は瓦礫)到着。

 

 

 

本当に笑えるのが緊急にグラインダーなどでブチ切ったと思われる

キレ口のガタつき具合。嗚呼、やはり異国。日本人ではありえない

おおらかさ。誉め言葉です一応。

ステン棒の部分も管ではなく、詰まっている棒。かなりしっかりと

した作りで重量もかなりのもの。イメージ通りいい仕事です。

 

で、インフォメーションデザインは後輩が、その後看板屋さんが

イメージに合った艶をいい具合に落とした看板を製作→台座に取り付け。

 

 

最後はこの一部立体型の看板を照射させるウォールライトに合うもの

をヨーロッパヴィンテージを扱う国内ディーラーから手配。

これは1960年代頃のドイツの防爆ランプ。(科学系、可燃性の高い

溶剤などの扱う工場で使われていた絶縁気密系ランプ)

かなりハードな状況下で使用されていたランプだけに屋外使用時の強度も

抜群なのだとか。

これを日本仕様になるように電気配線を改造、LEDに。イメージ合う

ように塗装を剥離、酸化防止艶消しのクリアを施し完成。

 

 

 

そしてこれに配線する鉄管を数週間前から、カフェの壁面に合わせて

ボテボテの表情になるまで事前に塗装を繰り返し、やっとの思いで

すべての素材がそろったのがこの夏から約4ケ月後。

壁面の余白、ブロックの鋭角性を考慮し、鉄管は曲げずにアンクル部分は

USメイドのスクエアボックスに。このスクエアボックス。本当に数年前まで

日本では購入するのが難しかったのが今や手に入る状況になったのが

嬉しい限りです。平林さんありがとうございます。

 

 

無駄な部分はなるべくそぎ落とし、壁の余白を大切にした看板。

この鉄管の端から当店の看板のデザインです。照明で言うとコードの先端の

接合部分碍子に近い感じです。椅子で言えば座面だけでなくレグ先端の

グライズのようなもの。

 

 

色々な方の協力と思いを得て形成された駐車場の看板です。

ただのインフォメーションという仕事を果たすだけのモノなのですが、

これが当店らしいと勝手に思っています。